ユニバの夏はこう楽しむ! 「サンジの海賊レストラン&ワンピースプレミアショー&ユニバホラーナイト2023」大特集!

2023年9月、筆者は仕事終わりに空港にダッシュし、飛行機に乗って大阪へと飛び立った。
すべてはユニバで開催されるワンピースとのコラボイベント「サンジの海賊レストラン」及び「ワンピースプレミアショー」及び「ユニバホラーナイト」に参戦するためである。

この記事ではその思い出を振り返りつつ、ユニバのコラボイベントの魅力をたっぷりとお伝えしていきたい。

「ワンピース」ってどんな漫画?

知っている人も多いだろうが、簡単に「ワンピース」について紹介していく。
・作者:尾田栄一郎
・連載開始:1997年7月22日
・ジャンル:冒険、ファンタジー、アクション

あらすじ

漫画「ワンピース」は、海賊王ゴール・D・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探し求める少年モンキー・D・ルフィとその仲間たちの冒険を描いた物語だ。
ルフィは悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べ、ゴムのような体を持つ能力者になり、「海賊王」を目指して大海原を冒険する。

「ワンピース」は2022年には連載25周年を迎えており、コミックスの全世界累計発行部数が5億1,000万部を突破(国内:4億1,000万部以上、海外=60の国と地域:1億部以上)と発表している。超人気漫画である。
アニメ化・実写化・映画化と様々なメディアミックスがなされている超人気漫画の「ワンピース」。当然のごとく、国内では様々なコラボイベントも企画されている。「サンジ」の海賊レストラン」もそのうちの一つだ。

夏のUSJ期間限定イベント「サンジの海賊レストラン」

「サンジの海賊レストラン」はユニバーサルスタジオジャパン(以降はUSJと記載)にて、毎年開催されるショーイベント。

サンジをはじめとする人気キャラクターたちになりきった演者たちが、ショーをしながら料理をサーブし、おもてなしをしてくれるという夢のような空間が広がる。

漫画からそのまま飛び出してきたかのようなリアルさにファンは大興奮!

レストランオープン直後。レディたちを笑顔でお迎えしてくれるサンジ。

「肉を食わせろ! 肉~!」と客のステーキに飛びついてくるルフィ。

サンジに喧嘩を売りに行くゾロ。両翼のわちゃわちゃごちそうさまでーす!

サンジの海賊レストラン2023ではあの人気キャラ! トラファルガー・ローも登場!

ローが歩くときにひるがえるマントが素敵。最高。

なんと! 2023年には海軍のスモーカー大佐も登場!

USJに期間限定でオープンする「サンジの海賊レストラン」では麦わらの一味をはじめとして、様々なキャラクターが登場し、それぞれ異なるファンサービスでおもてなしをしてくれる。

たとえばサンジは女性ファンにはめっぽう優しく笑顔を振りまくが、男性ファンには完全な塩対応。

スモーカーとローは女性ファンにも男性ファンにも完全塩対応。ただ痛バやグッズで推しであることをアピールしておくと、そばに来て無言でじっと見つめてくれたりする。
ちなみにファンサをしてくれるのは、サンジの海賊レストランのキャストだけではない。

ワンピース世界の海軍グッズを身に着けながらUSJ内を闊歩すると、そこかしこにいるスタッフたちが見事な敬礼で我々ゲストを出迎えてくれるという嬉しいサービスも存在する。

そんなふうにワンピースの世界観やキャラクターをリアルに再現した「サンジの海賊レストラン」。

2024年開催の抽選予約は残念ながら既に終了してしまっている。行きたい人は一般販売のスケジュールを念入りにチェックしておこう。

ちなみに今年の紹介文は以下のようになっている。

サンジの特別なおもてなしにワクワク! 夢のような極上フレンチを堪能しよう

麦わらの一味のコック、サンジの海賊レストランがOPEN!今年は、レディたちの夢を叶えるための特別メニューを考案。準備を手伝うデュバルに加え、腹ペコのルフィと酒が目当てのゾロ、さらに一味にゆかりのある人物まで現れて・・・!?今年もレストランは大賑わい!サンジの愛がこもった、スペシャルなおもてなしを味わおう。

公式サイトより引用

サンジの海賊レストラン2024 開催期間

2024年7月3日(水)~10月7日(月)

チケット一般販売スケジュール

024年6月4日(火)15:00~

ワンピースプレミアショー&ユニバホラーナイトも忘れずにチェック!

夏のUSJで開催されるイベントは「サンジの海賊レストラン」だけに留まらない。
ウォーターワールドエリアでは「ワンピースプレミアショー」という、ライブ&グリーティングショーが連日上演される。

2023年は

しらほしとビビとヴィオラの三人が麦わらの一味と再会し、協力して強敵に向かっていく様子を楽しめた。

今年はプレミアショーにおいて史上初、ルフィの「ギア5」が登場! ファンにとっては垂涎もののショーになりそうだ。

そして毎年9月に入るとUSJではハロウィン・ホラーナイトが開催! 2023年のテーマソングにはAdoの「唱」が起用され、ありとあらゆるメディアでAdoの「唱」とダンスが取り上げられた。

夜になるとUSJ内を歩き回る多種多様のゾンビたちに、目を奪われること間違いなし。

もしも「サンジの海賊レストラン」「ワンピースプレミアショー」「ハロウィン・ホラーナイト」すべてを満喫したいのであれば、9月の上旬を狙って行くのをおすすめしたい。

サンジの海賊レストラン ワンピースプレミアショー

都内で見られるホタル観賞スポット!

夏といえばお祭り! プール! 花火! マリンスポーツ! アイスクリームに、ビアガーデン! と楽しい行事が盛り沢山である。

ほかにも夏の風物詩といえば、暗闇のなかをすいーっと横切るホタルの光を思い浮かべる人は多いだろう。

今回は都内でホタルを観賞できるイベントを紹介していく。

「ホタルの観察会2024」を主催するのは練馬区立中里郷土の森



観察会は

6月14日(金)・6月15日(土)・6月16(日)
6月21日(金)・6月22日(土)・6月23日(日)
7月5日(金)・7月6日(土)・7月7日(日)
7月12日(金)・7月13日(土)・7月14日(日)

の日程で行われる。(雨天時実施)
1日あたりの参加人数の上限は150人となっており、たくさんの人が参加できるようになっている。
参加者は先着順ではなく、抽選で決定する。

お申込み受付期間:5/11(土)~5/30(木)
抽選結果ご連絡:5/31(金)~6/7(金)

となっているため、今からでも抽選に申し込めば、参加できるチャンスは十分にある。

観察会ではヘイケボタルの観察、標本を用いた説明展示、トークショーなどが楽しめるようになっているらしい。

以下はヘイケボタルについての説明だ。

ヘイケボタル(Heikebotaru)は、日本に生息するホタルの一種で、学名は Luciola lateralis である。

特徴

  • 発光: ヘイケボタルは夜間に明るい光を放つ。光は求愛やコミュニケーションのために使われる。特に、雄が光を放って雌にアピールする。
  • 体長: 成虫の体長は7~9ミリメートル程度。
  • 色: 体は黒褐色で、背中には橙色の斑点がある。

生息地

  • 生息範囲: 主に日本国内に広く分布しているが、中国や韓国でも見られる。
  • 生息環境: 水辺の近く、特に清流や田んぼの周辺に多く生息している。

生活史

  • 幼虫: 水生の幼虫は主に水中の小さな貝類を捕食する。幼虫は約1年間水中で過ごし、その後陸に上がって蛹(さなぎ)になる。
  • 成虫: 成虫の寿命は短く、数週間から1ヶ月程度。成虫の間に交尾と産卵が行われる。

名の由来

  • 平家物語: ヘイケボタルの名前は、『平家物語』に由来。壇ノ浦の戦いで敗れた平家の武士たちの霊が、このホタルに姿を変えたという伝説がある。このため、平家ボタルと呼ばれるようになった。

保護

  • 減少: 環境の変化や水質汚染などにより、生息数が減少している。特に、清流や自然の水辺の環境が失われることが大きな影響を与えている。
  • 保護活動: 多くの地域でヘイケボタルの保護活動が行われており、ホタルの棲む環境の整備や、人工的に繁殖させる試みも進められている。

観賞会では夜の屋外展示も用意されており、練馬で見られる夜行性の生き物について学ぶことができるそうだ。
子ども向けの体験ブースもあり、遊びながら知識を得られるよう随所に工夫がされている。

今まで一度もホタルを見たことがない方にはおすすめのプログラムだ。
暗闇のなかでほのかに光るホタルの美しさは、 夏の暑さも忘れるほどに幻想的である。

練馬区立中里郷土の森は都内23区内にあり、最寄り駅は西武池袋線大泉駅・都営大江戸線光が丘駅とアクセスも悪くない。
遠方まで足を延ばさずともホタルを見られる機会をぜひ活用してほしい。

東京で生まれ育った筆者も子どもの頃は、近所の神社でホタルの観賞を楽しむことができたが、今ではすっかり見られなくなってしまった。

暗闇のなかにじっと目を凝らし、ホタルが光るのを待つ。
ホタルを見つけた誰かが「いたっ!」と声をあげる。みんなが次々に「どこ!?」「あそこだ!」「ほんとだ!」「いたいた!」と興奮しながら指を差す。
ホタルが乱舞し、光の残像がバイクの赤いテールランブのごとくまぶたの裏に残る。
そんな思い出も今ではすっかり懐かしい過去のものとなってしまった。

あの興奮を、感動を、喜びを、贅沢で豊かな時間を、筆者はぜひ現代の子どもたちに体験してほしい。ホタルが近所の川辺を飛んでいた昔を忘れてしまった大人たちにも再体験してほしい。

施設名
練馬区中里郷土の森
最寄り駅
都営大江戸線 光が丘駅
西武池袋線 大泉学園駅(北口)
所在地
東京都練馬区大泉町一丁目51番2号
公式サイト
練馬区立中里郷土の森


ちなみに筆者は子どもの頃、ホタルをテーマにしたアニメ映画が大好きだった。
サブスク配信もなく、マイナーすぎて今となってはほとんどの人が知らないが、以下に紹介していく。

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この「PiPi とべないホタル」は1時間30分の日本のアニメ映画である。原作は小沢昭巳著「とべないホタル」。
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【原作】
小沢昭巳 「とべないホタル」(ハート出版刊)
「私が訴えたかったのは、とべないホタルの悲しみと、
その悲しみを分け合おうとする、仲間たちの優しさなのです。」
原作の「とべないホタル」は、小学校の学級新聞に載せられたものです。作者の小沢先生は自分の生徒たちの中から、教室の中から、”いじめ”をなくしたい思いで作成されました。この話の感動は、読んだ子供たちからその親たちへ、クラスからその地域の学校へと広がっていき、まず本になり、こうしてアニメーションとなったのです。

【ストーリー】
生まれつき羽がちぢれて飛べないピピは、空を自由に飛べるホタルの仲間達から疎外されて寂しい日々を過ごします。ある日、新しく巣を張っているクモを発見したピピは、危険信号をお尻のライトで仲間達に知らせようとしている中、クモに襲われてしまいます。危機一髪から仲間のキラに救われて、ようやく「僕は一人じゃなかった……」と心を開き始めるピピは、他のホタル達と次第に打ち解けていきます。次々と訪れるハプニングに、ピピとその仲間達の行方は!?

■原作/小沢昭巳「とべないホタル」(ハート出版刊)
※原作「とべないホタル」などの詳細はこちらから→
■監督/中田新一
■脚本/加藤宏美
■音楽/キダ・タロー
■絵コンテ・演出/奥脇雅晴
■製作/「PIPIピピ とべないホタル」製作委員会
【コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社/株式会社東京現像所/株式会社オフィスCHK/有限会社サクセス・ロード/虫プロダクション株式会社】

■主題歌/「Weaver of Love〜ORIHIME」松任谷由実
■声の出演:ピピ・藤田淑子/キラ・松本保典/ショウ・山口勝平/ユウ・岩田光央/アイ・こおろぎさとみ/ルル・井上喜久子/ミミ・折笠愛/ラン・荒木香恵/長老クワガタ・久米明/女王アリ・磯村みどり/マキガイ・浜村淳

引用元:https://amzn.to/3ywunrY

「PiPi とべないホタル」はアニメーションのクオリティが高く本当に美しい。
またこの作品はロードムービー的な側面もあり、個性豊かなホタルたちが故郷を出発して、目的地を目指すワクワクとドキドキを楽しめるのが醍醐味だ。
若く個性豊かなホタルたちが、なぜ旅に出なければならなかったのか。
羽がちぢれてとべない落ちこぼれのピピが、どのようにして仲間たちに認められていくのか。
旅の果てに何が彼らを待ち受けているのか。
ぜひあなたの目で見届けてほしい。